逆風
本日、富士スピードウェイにてFT最終戦の練習走行がありました。
スポット参戦も含め20台近くに増えた各ドライバーが精力的に走り込む中、コースサイドからそれを見守らざるをえなかった選手がいました。最初から流れは最悪だったと言っていいでしょう。朝のセッションが始まるまで30分を切ったというのに、マシンを積んだトラックが到着しません。「クルマが来てないんですよね…」との言葉に唖然としつつ、開始時間が迫る中、到着を見ることなくコースサイドへ。一斉にライバルたちがコースイン。来ない。数分が経過し、チームメイトがコースイン。それ続いてやっと姿を見せます。数ラップをこなし、シャッターを切りながら「とにかく間に合ってよかったなぁ」と思った矢先、1コーナーの進入で異音が。カーナンバー84がスローダウンしてコカコーラコーナー手前のエスケープで停止。
この時はギアかと思ったのですが、実はエンジンブローでした。4本、約2時間半の走行枠があった中、彼は朝の数周で終わってしまいました。予選、決勝をレンタルエンジンで出場できることがせめてもの救いでしょうか。頑張ってくれと月並みなことしか言えませんが、道具を失ってどうしようもない経験がある私なので、気持ちは分かるつもりです。まだ運命の女神は退場を命じてはいないわけで、残りの機会を経験に変え、糧にしてほしいと思います。

明日は行きませんが、日曜日の決勝へは行ってきます。
二日分の写真は、あとでまとめてチョイスしようと思います。本日掲載するのは一枚だけ。松下選手はどうも興津出身のようで、なんでか知りませんが今まで愛知あたりの人なんだと思い込んでました。興津と言ってすぐ分かるのはそこらへんを知っている人だけでしょうけど、私にとっては子供の頃から馴染みのある町(まあどちらかと言うと私がよく行くのは山側ですが)です。というわけで微妙に同郷なので物凄く今さらですが応援したいです。
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by ef3g | 2007-11-23 23:27 | モータースポーツ(Auto)
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